わが龍谷大学法学部は、1968年(昭和43年)に創設され、その4年後の1972年(昭和47年)に本同窓会が設立され、もうすぐ50年を迎えようとしております。この活動が継続できますのは同窓生である皆様方のご支援の賜物と感謝いたします。
母校は、1639年(寛永16年)創立378年を超える輝かしい歴史を誇りますが、これは、連綿と継続され、全ての記録が残る大学として日本最古の大学であり、現在10学部を擁し在校生は約2万名を数え、卒業生全体組織である校友会員は、今春約18万5千名となります。卒業生は毎年5千名ずつ増加し、真の総合大学と して発展し続けています。
近年、天変地異を始め、日本国内はもとより世界中で日々、予想だにしなかったことが起こるなど、非常に変化の激しい情勢となっております。このような世の中で、私たちは「大切なもの」を見直す機会を与えられたという見方も一方ではできるのではないかと考えます。
家族、友人、生き方、仕事…大切なものはそれぞれにお持ちだと思いますが、「龍谷大学法学部卒」という私たちにとっての共通点は、自分の歴史の中の大切なものの一つではないかと思います。
この「龍谷大学法学部卒」を一つのキーワードとしてつながる絆が本同窓会の活動の基盤です。
その基盤が、卒業生相互を高め合い、在学生の支援、母校の発展につながればと願うばかりです。
法学部同窓会は、今後とも より一層同窓生皆様のための活動となりますよう努める所存です。
皆様におかれましても、今後も母校の動きに注目され、法学部同窓会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますと共に、皆様方のご発展を心より念じております。
2018年(平成30年)3月
龍谷大法学部法学部同窓会
会長 成 松 重 人